離婚

モラハラ夫について分析してみる

モラハラ夫との結婚生活は、最初から最後までずっと喧嘩ばかりでした。
原因は全てにおいてですが、特に家事やお金についてが多かったと思います。
私も働いていたので家事は分担にしようと結婚前から話し合っていたのですが、なんせ彼はずっと実家暮らし。もちろん家事もほぼしたことがないし、給料も全て自分だけのお小遣いでした。なので、家事の仕方で揉めるし、お金の使い方やらで揉める。
でも結婚当初は育った環境の異なる他人が一緒に暮らすんだから、そら喧嘩もするな、と軽く考えていました。

 

 

でも、その頃から少しずつモラハラな気質はででいました。
例えば、私の学歴をバカにしてきたり、
私の両親を軽んじてきたり、
私の行動を常に把握したがったり、
急に人が豹変して怒り出したり。

 

 

自分の意見を否定されたら烈火のごとく怒り狂い、それが如何に間違った考えかということをしつこく言い続けます。なんせ自分の意見が何より正しいと思ってますから。
彼は自己肯定感・自己顕示欲が異様に高く、自己保身も強いので、他人を見下し他人に優しく出来る。しかし、自分よりも劣っていると思っている他人に自分の意見を否定されると途端に自尊心を傷つけられ、それに耐えられなくなります。

 

 

 

なので、自分の意見を決して曲げない彼との話し合いは不可能でした。
当時は私も、自分の思いを彼に解ってほしくて、何度も話し合いました。私の言い方が悪かったのか、もっと伝わる話し方はなんだろう、そもそも私が彼をもっと理解しないと、とか色々考えました。
でも結局、思いが通じたことをほぼありません。
いや、話し合って思いを言い合うのですが、途中からいつもおかしな方向に話が進むのです。別居する数カ月前には、私もようやく話し合いをしても無駄だと気づきました。

 

 

でも、彼らの特徴はしつこいことです。
自分の考えが私に伝わった、理解を得られたと本人が感じるまで昼夜関係なく何度も言い続けてきます。ほんとうに、文字通り、言い続けます。私が根負けするまで、何度夜中に起こされたか、仕事中に電話がきたか、数え切れません。

 

 

でも、逆に彼の意見を否定さえしなければ、むしろとっても優しんです。
だって基本、彼らは他人を見下して生きているので。
だから、最近よく考えます。攻めたことを言いますが…、子育てにおいて自己肯定感を高くすることって大切だけど、高すぎるのはモラハラを育てることに繋がるんじゃないか、と。
女は男から3歩さがってついてゆく時代はそれが当たり前で、文句は言えない環境だったからモラハラなんて言葉もなかったけども、今はもう令和の時代。昔から行為はあったものの、今だからこそ、モラハラという言葉が表立ったんだろうな、と。
時代の変化とともに、子供の性格や特性を理解する子育てってほんと難しい…

 

 

すいません、抽象的な話になりました…。