離婚

別居前にすべき行動と、集めておくべき書類

私が離婚を決意してから、別居するまで。
夫婦仲が破綻した原因についてはまた、改めて書きたいと思いますが、今回は実際に離婚に向けて私がしたことを話したいと思います。

 

 

まず同居しているうちにすべきことは、今しか入手できない書類をとっておくことです。
離婚を決意したら一刻も早く別居したいと感じると思いますが、ここは冷静に今後の展開に少しでも有利になるよう、相手に勘付かれないないように動いてください。

具体的には、

① 課税証明書を取得する
これは同居しているうちに役所で取得すべき、最も大切な書類のひとつです。
配偶者の給料明細を見せてもらったことがない人や、経済的なモラハラを受けている人は必ず取得してください。同居しているうちは委任状は必要無く、すんなり入手できます。

② 相手の直近の給料賞与明細を半年分 及び 昨年度の源泉徴収票
課税証明書があれば大丈夫ですが、今年分の年収が大幅に上がっている場合や、転職した場合に必要になります。
(上記は給与所得者を前提としていますが、自営業の方は、確定申告書を入手してください。)

③ 預貯金関係全て
銀行口座は、相手名義及びこども名義の銀行名から口座番号までわかるもののコピー
株や保険などは証券のコピー
わからなければ郵便物をコピーしたり、控えておいてください。
裁判になると調べられますが、調停では何があるのかわからなければ隠される恐れがあります。

④ 登記簿謄本
持ち家がある場合は購入時の書類についていると思います。家に見当たらない場合は法務局で誰でも取得できます。
住宅ローンの支払明細書もあると尚良しです。

⑤  車検証
車がある場合は車のなかに保管していると思います。

⑥  証拠となるもの全て
DVの場合は病院の診断書や写真、音声データなどもあると尚良しです。

 

以上のものを入手するのも相手が不在の場合に行わないといけないのでなかなか時間がかかります。

 

全て、相手が不審がる恐れがある場合はコピーで大丈夫です。
私はコピーできたものを家に置いておくのもバレたときを考えると怖くて、手に入れたらその都度実家に郵送していました。

 

 

そして、必ず事前に持ち出しリストを必ず作成することを強くオススメします。一度別居したらもう二度と今の家に戻れません。自分と子供の名義のものは全て忘れないでくださいね。

 

私の場合は、私の服などはほぼ捨てましたが、子供のおもちゃは最優先に持ち出しました。環境が大きく変わってしまうので、いつも遊んでたおもちゃで少しでも安心してくれたら、との想いでした。うちの両親は大量のおもちゃにげんなりしていましたが。笑

 

 

家具家電について、結婚後に購入したものについて弁護士の先生に確認すると、持ち出すのは禁じられました。
結婚前に購入したものであれば特有財産なので持ち出しても問題ないとのことでしたが、結婚後に購入したものはトラブルの元になる可能性が高いと言われ、私も彼を彷彿させるものはできる限り排除したかったということもあり全て諦めました。

 

 

そして、私がもっと早くからしておくべきだと思ったことがあります。
それは証拠集めです。
私の場合は精神的モラハラだったのですが、それを他人へ客観的に証明するのはなかなかに難しいです。
私はモラハラで慰謝料をもらうつもりはなかったのですが、もし万が一裁判にまで話がもつれ込んだ場合、必要になると思ったからです。

 

そして、別居するまでほぼ毎日家の中でレコーダーを設置していましたが、もう別居数ヶ月前には夫婦の会話も必要最低限になっていて、証拠という証拠を入手するも、不十分でした。
モラハラを立証するには日常的に頻繁に行われていたという証拠が必要です。
私は単純に、証拠集めをするのが遅すぎたことを後悔しています。

 

ちなみに、よく日記が良いとされていますが、日記は日付の書き直しが出来るので参考程度には使われるが、証拠としては弱いそうです。さらに私は日記が彼に見つかることが何より怖かったのでその案は辞めておきました。

 

別居を検討してる方へ少しでも参考になれば幸いです。
次は、別居当日に気を付けることを書きたいと思います。