私のこと

スタバチケットから身の丈を実感する。

こんにちわ、ボウズです。

私の両親はお金に関して、ザルです。おそらく家に泥棒が入ってお金を盗まれたとしてもしばらく気がつかないと思います。それは決して裕福かどうかではなく、ただ、生活レベルを上げることにあまり興味がなく、両親共に仕事そのものに生き甲斐を感じてるからだと思います。
その為両親ともに毎日遅くまで仕事をしているので、私の実家での役割は洗濯を除く、家事全般です。
なので実家暮らしといえど、週末にはスーパーへの買い出しと掃除、平日は日々の食事やらと、それなりに忙しい毎日です。

 

 

そんな両親で育った私は節約が大好きで、
普段の生活でも、コンビニは一切立ち寄らないし、毎日家から水筒を持っていき、買い物もまとめ買いを心掛けています。

 

 

そんな私が先日、知り合いの方からスタバの700円分のチケットを2枚頂いたのです。
基本水を持ち歩く私にとって、スタバなんて久しく行っておらず、もちろんそのチケットはここぞという時のために大事に取っておきました。

 

 

そして数ヶ月悩みました。
そんな貴重なチケットをどう使うのか。700円が2枚、1400円もあるということは誰かと2人で使うか、1人でフード系も頼むかという選択肢がありましたが、私は贅沢に1人で満喫することに決めました。
しかし、次はいつのタイミングで使うか、ということです。
これに大変悩まされました。
まず、仕事帰りにはそんな悠長にしてる暇は無いし、週末は息子がいる。
やんちゃ盛りな息子とスタバに行くなんて、ゆっくりできるはずがない。
有給をとってゆっくりしようか、が一番候補として有力だったのですが、息子の発熱時の為に有給はなるべく取っておきたいというのもあり、なかなか決められませんでした。

 

 

そうやってスタバのことをふと思い出しては色々なパターンを想像して考えていました。
そんなある日、仕事で急遽セミナーに参加することになり、当日はそのまま直帰する、という流れに。
セミナーのお陰で普段の定時より30分ほど早く上がれたので、今しかない!とその日の帰りにようやく念願のスタバへ。

 

 

数年ぶりのスタバでは、チーズケーキと期間限定のドリンクを注文しましたが、どちらも大変美味しい。チケットをくれた方にも心から感謝しました。

 

 

スタバの顧客ボリュームゾーンは、どの店も見る限り、若者です。そもそも、スタバに行けることを最大限楽しむ為に色々なプランを考えていた私からすると、1杯1000円近くするコーヒーをふらっと隙間時間で飲みに行くなんて選択肢がある若者のお財布事情が知りたい。

 

 

正直、味とかよりも、仕事終わりにゆっくりできたというその時間のほうが嬉しくて、正直、スタバでなくても、マックで十分だと思ってしまいました。それよりもチケットを手に入れてからどうやって使おうかと考えてる時が一番楽しくて、自分の身の丈というものを実感しました。
もちろん、またチケットを頂く機会があったら最大限満喫するつもりですが。