調停

子連れ昼逃げした私。調停中の面会は?②

こんにちわ、ボウズです。

前回の続きです。
調停へ出廷するにあたり、何よりも大事なのは自分の軸を作ることだと言いました。

 

 

私はまず、絶対に譲れないこと、こうなりたい、こうしたいということを思いついた順に全て一度紙に書き出しました。

そして、書き出したやつをまた、どうして自分はこうしたいんだろう、何が嫌なんだろう、と深く深く突き詰めて考えます。

こうしていくうちに、だんだんと心の底で何が嫌だと思っているのかに気づくことができます。就活の時などにも自己分析ってやりますよね?そんな感じです。

 

 

 

私、こういった、人にはあまり知られたくないようなドロドロとした自分の感情に気づくのが大好きで。自分もやっぱり欲の強い人間なんだ、そしてそれと同時に、人間臭い感情とは裏腹に、心はとてもすっきりして清々しい気持ちになれるんです。
なので、私は仕事でモヤモヤしたりするとよく、帰りの電車でとりあえずスマホに書き出して自己分析します。

自己分析ってほんとすごい。

 

 

そんなこんなで、基本調停では離婚前面会を拒否していて、裁判官と調停員も今の状態ではすべきではないという結論に至りました。
離婚や面会交流条件でも互いに主張しあい、平行線が続きそうな状態でもあったので、裁判官から試行的面会交流を提案されました。

試行的面会交流とは、裁判所内のキッズルームのようなところの一室で、調査官といわれる、面会交流を実際に見て今後の面会についての客観的意見を述べる人が同席するなかで、別居親と子が面会交流をするのです。そして、その様子をマジックミラー越しに、双方の弁護士や同居親が見守ります。

 

 

 

そして、試行的面会交流を承諾してから、調査官から父と母それぞれに事前にヒアリングやらがあったりして、とうとう当日。

 

 

 

結論からいうと、息子はとても楽しそうで、やってよかったと思いました。
私自身、昼逃げしてから父親について、まだ息子が小さいということもあり、離婚してからちゃんと話そうと思い、今はまだ、一緒に住めなくなった、喧嘩しちゃうから、などとふわっとのみしか話しておらず、息子も何かを感じ取ったのか、それ以上は聞いてきませんでした。

しかし、何も聞いてはこなかったけれど、会いたかったのかな、と感じたり。
あんなに小さい身体で、いろんな感情を抱え込んでいたのかな、と…
私にとって、離婚後の夫婦の関係性について考えさせられた面会交流になりました。
まあ、腹立つモラハラ夫というのは変わりませんが。

 

 

 

ちなみにこの面会後、父子が面会したのは離婚後初めての面会交流でした。
うちの場合は試行的面会交流は無事に終わったものの、やはり両親の対立が激しいので今すぐに面会を行うべきではないという結論に至りました。(バチバチですからね、うちは。)